2011年07月22日

RRD New Model Information

ロベルト・リッチーに聞くニューモデルインフォメーション

第4回 Fire Storm
世界のインポーターの要望に応えた究極のボード

昨年のRRDミーティングでのオープンディスカッションでの会話
RR(ロベルト・リッチー):今季、ウインドサーフィンの需要は世界中で20%位落ち込んでいる。
DB(ディストリビューター):それは初心者のスクールが減っているからだ。
ウインド以外にも遊びが多様化しているとか、価格が高すぎるとか約一時間。

DB:初心者がいかに早くプレーニングの醍醐味を覚えるかが決め手である。
   何故ならば、プレーニングを味わうと止める確率はぐっと減る。
DB:ハーネスは3〜5日のスクーリングで習得できる。しかしプレーニング、特に微・中風時はとても難しい。
ボードを少し風下におとし、セイルをパンピングして、板を浮かせてプレーニングに入ってから後ろ足をストラップに入れるという一連の動作を初心者に教えることは不可能だ。
DB:その後、中・微風域でプレーニングを持続させるテクニックは更に難しい。ほとんどプロのテクニックだ。
RR:と言うことは、初心者でも難しいことはしないですぐにプレーニングするボードがあれば良いのか?
DB:そうだ。そうだ。しかも理想は最初から両足をストラップに入れても普通に安定しているボードが良い。
DB:パンピングもせず、ストラップに両足入れたままボードが走り出し、そのままプレーニングに入るフリーライドボードがあれば最高だ。
RR:それらを100%満たすボードとは、まずスラロームボードのスピード系のロッカーラインが必要だ。
IMGP0122


でもハードエッジにすると板が暴れやすい。又、スピードロッカーではどうしてもジャイブがしにくくなるので、ウイングをつけてテイルを絞り込ませる必要があるだろう。
IMGP0123
IMGP0124





又、アーリープレーニングをする為にはどうしても大きめのセイルが必要だ。昔は、5.0〜5.7位が初心者が最初に購入するセイルエリアのスタンダードであったが、今では6.5〜7.0でも問題なくなっている。
ただし、その為には、大きなセイルでも無理なく積めるバランスを持ったボードデザインが必要である。
そして、デッキコンケーブを作り、そこにジョイントのトラッカーを設ける。そうすることにより、より大きなセイルを積め、しかもコンケーブによりノーズをよりプッシュし、ストラップに足が入っていてもノーズを下げてプレーニングに入りやすくなる

このようなコンセプトで生まれたのがFire stormだ!

社長談:確かにストラップに両足をいれたままズリズリと走り、いつの間にかプレーニングしていると言う感覚は今までのフリーライドにはなかったフィーリングだ。又、トップスピードもかなり高い。RRは138がオススメと言っていたが、平均的な日本人には120Lで充分だと思った。

弊社ライダー・トシの談:三木さん。とても速いです!X-Fireに乗っている人を抜いてしまっても良いですか!

次回は、待望のWave Twinについてお話します。
それでは

社長 

windsurfing_japan at 18:40│Comments(0)clip!社長 | Windsurf Boards-RRD

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