2017年10月20日
ウインドサーファー艇が復活します!
先日、弊社のFacebookにニュースを載せたところ大反響があり、今まで一番のアクセス数とコメント数があり、現在話題になっておりますこのニュース。
「ウインドサーフィンの原点、ウインドサーファー艇が復活します!」
詳細は、16日発売のウインドサーフィン・マガジン誌に掲載されます。
以下、弊社代表の三木がfacebookに載せた内容をご紹介します。
写真の説明:
全体:アウトラインは、幅広エリアを増大。
ノーズにはあのウインンドサーファーレインボウカラーを採用。フル収納のダガーボード。
ダガーボードカバーを装着。
ボトム:ボトムはvダブルコンケーブにした。昔のファナティック・ウルトラキャットも採用していた。vダブルコンケーブは、ノンプレ状態で波切りが良いように感じる。微風で上りも安定する。フルフラットと比べてボードが安定する。
デッキ周り:
新しいダガーボード。ダガーの取り付けは、両サイドのプレートでネジ止め。この方法は簡単にはダガーは取り外せないけど、ボードの製造が楽=価格が安くできる。又、ダガーボードカセットのトラブルが殆ど皆無。
デッキのでっぱり:ブルース・ワイリーの考案。当初。僕はフットストラップの採用を提案したが、重くなる。邪魔。微風で必要ない。サーファー艇のコンセプトから外れる。などの理由によりフットストラップは止めた。代わりにこのでっぱりだが、強風時に足を置くと踏ん張れるそうだ。まだテストしてないけど。
SUP KIT +Fin:
時代の流れでSUPもできるは必要不可欠。ダガーを外し代わりに2枚のプレートをネジ止めする。前のプレートはハンドルグリップ。後ろは塞いでフルフラットになる。
SUP KIT:
2枚のプレート。標準で付いてくる。
ボードスペック:
全長:366cm(旧サーファーと同じ)
最大幅:74cm(6cm幅広)
ボリューム:229L(旧サーファーは175L)
このボードのコンセプト:
何故、今更サーファーなの?と言う声も大いにあるかもしれない。でも、私はあえて社運をかけてそこに挑戦する。
今こそサーファーなのである。サーファー艇時代を知っている人は、やはりあの時は良かったね。と言ってくれる人も沢山いると思います。特にサーファー艇時代を経てショップのオーナーになった人達は、フリートの楽しさ(ショップ単位でない)や微風でも普通にレースする事があたりまえだった時代を知ってるはずです。
ショップ/スクール方々へ:
まず、スクール艇に採用してもらいたい。微風の上りが練習できます。ダガーボードを使って帰ってくる感覚を初心者の人に是非とも習得してもらいたいのです。短くてチョー幅広の昨今のスクール艇では、この感覚が掴めません。
中/上級者のレンタルもあるかもしれません。
次に、昔、ウインドサーフィン=サーファー艇、してきた人たちに再びウインドしてもらいたい。多分その人たちは、今、50代〜60代だと思われます。今はやりのSUPも問題なくできます。
そして、バリバリの現役諸君!今まで、風が弱くて出なかった時にこそ、フリートレースをしましょう!(でもパンピングはダメです。)フリースタイルもありです。
海外に目を向けると、「やはりサーファー艇が一番良い/また乗りたい」と言う声が、サーファー艇の誕生から50年近くたった今、再び起こっています。特にヨーロッパ/イタリアとオーストラリアで、熱狂的なサーファー艇ファンが生まれてます。
来年、イタリアで世界選手権を!と言う話ももあります。
実現するかどうか解りませんが、マット・シュワイツアー、マイク・ワルツ、ロビー・ナッシュ、ケン・ウイナー、等を呼ぼうと言う声もあります。そしたら、行く人いますか?
ーホワイトボードプロジェクトー
ここで重要なのは、ホワイトボードコンセプトです。
ワンデザインの面白さ、楽しさは沢山あります。しかし、製造メーカーが一社だけだと、それ以外のメーカーにとっては、蚊帳の外になってしまいます。
つまりワンデザインは良いけれど、ワンメイクでは普及しないと言うのが僕のセオリーです。
実際、オリンピックや国体等、大きな大会の開催を知らないし、目指さないウインドサーファーも沢山いるのです。これではウインドはけっしてメージャーになれない。
その事を、昔サーファー艇で戦った仲間で、現在はボードメーカーを経営している人たちに事ある度に説いていました。
その中で、賛同してくれた人たちに、ブルース・ワイリー(現コブラ社副社長)、グレッグ・ジョーンズ(オーストラリアでウインドサーフィンショップを経営)、ロベルト・リッチー(RRD)等がいました。
そこで、コブラでモールドの製造をブルースに提案したのです。価格をおさえるワンショットの工法です。
幸いコブラは、数多くの世界中の有名なウインドサーフィンボードをOEM製造してます。
又、多くのブランドの社長やジェネラル・マネージャークラスは、昔サーファー艇に乗っていた人が沢山います。
ホワイトボードプロジェクトとは、共通のモールド(コブラ製)を使って、興味があればそのモールドを使って、それぞれのブランド名で販売する方式です。
つまり、実際に出るかは別にして、RRDブラントのサーファー艇(イタリアンレッド?)、ナッシュやStar、ファナテック、ミストラル等のブランドのサーファー艇が今後共存する可能性があります。
カラーやロゴマークは異なっても、全て同じモールドから生まれた、同じ工法のサーファー艇になるのです。
そんなウインドサーフィンが誕生する事って、とても楽しいと思いませんか?
全く新しいウインドサーフィンなのです!!!!
「ウインドサーフィンの原点、ウインドサーファー艇が復活します!」
詳細は、16日発売のウインドサーフィン・マガジン誌に掲載されます。
以下、弊社代表の三木がfacebookに載せた内容をご紹介します。
写真の説明:
全体:アウトラインは、幅広エリアを増大。
ノーズにはあのウインンドサーファーレインボウカラーを採用。フル収納のダガーボード。
ダガーボードカバーを装着。
ボトム:ボトムはvダブルコンケーブにした。昔のファナティック・ウルトラキャットも採用していた。vダブルコンケーブは、ノンプレ状態で波切りが良いように感じる。微風で上りも安定する。フルフラットと比べてボードが安定する。
デッキ周り:
新しいダガーボード。ダガーの取り付けは、両サイドのプレートでネジ止め。この方法は簡単にはダガーは取り外せないけど、ボードの製造が楽=価格が安くできる。又、ダガーボードカセットのトラブルが殆ど皆無。
デッキのでっぱり:ブルース・ワイリーの考案。当初。僕はフットストラップの採用を提案したが、重くなる。邪魔。微風で必要ない。サーファー艇のコンセプトから外れる。などの理由によりフットストラップは止めた。代わりにこのでっぱりだが、強風時に足を置くと踏ん張れるそうだ。まだテストしてないけど。
SUP KIT +Fin:
時代の流れでSUPもできるは必要不可欠。ダガーを外し代わりに2枚のプレートをネジ止めする。前のプレートはハンドルグリップ。後ろは塞いでフルフラットになる。
SUP KIT:
2枚のプレート。標準で付いてくる。
ボードスペック:
全長:366cm(旧サーファーと同じ)
最大幅:74cm(6cm幅広)
ボリューム:229L(旧サーファーは175L)
このボードのコンセプト:
何故、今更サーファーなの?と言う声も大いにあるかもしれない。でも、私はあえて社運をかけてそこに挑戦する。
今こそサーファーなのである。サーファー艇時代を知っている人は、やはりあの時は良かったね。と言ってくれる人も沢山いると思います。特にサーファー艇時代を経てショップのオーナーになった人達は、フリートの楽しさ(ショップ単位でない)や微風でも普通にレースする事があたりまえだった時代を知ってるはずです。
ショップ/スクール方々へ:
まず、スクール艇に採用してもらいたい。微風の上りが練習できます。ダガーボードを使って帰ってくる感覚を初心者の人に是非とも習得してもらいたいのです。短くてチョー幅広の昨今のスクール艇では、この感覚が掴めません。
中/上級者のレンタルもあるかもしれません。
次に、昔、ウインドサーフィン=サーファー艇、してきた人たちに再びウインドしてもらいたい。多分その人たちは、今、50代〜60代だと思われます。今はやりのSUPも問題なくできます。
そして、バリバリの現役諸君!今まで、風が弱くて出なかった時にこそ、フリートレースをしましょう!(でもパンピングはダメです。)フリースタイルもありです。
海外に目を向けると、「やはりサーファー艇が一番良い/また乗りたい」と言う声が、サーファー艇の誕生から50年近くたった今、再び起こっています。特にヨーロッパ/イタリアとオーストラリアで、熱狂的なサーファー艇ファンが生まれてます。
来年、イタリアで世界選手権を!と言う話ももあります。
実現するかどうか解りませんが、マット・シュワイツアー、マイク・ワルツ、ロビー・ナッシュ、ケン・ウイナー、等を呼ぼうと言う声もあります。そしたら、行く人いますか?
ーホワイトボードプロジェクトー
ここで重要なのは、ホワイトボードコンセプトです。
ワンデザインの面白さ、楽しさは沢山あります。しかし、製造メーカーが一社だけだと、それ以外のメーカーにとっては、蚊帳の外になってしまいます。
つまりワンデザインは良いけれど、ワンメイクでは普及しないと言うのが僕のセオリーです。
実際、オリンピックや国体等、大きな大会の開催を知らないし、目指さないウインドサーファーも沢山いるのです。これではウインドはけっしてメージャーになれない。
その事を、昔サーファー艇で戦った仲間で、現在はボードメーカーを経営している人たちに事ある度に説いていました。
その中で、賛同してくれた人たちに、ブルース・ワイリー(現コブラ社副社長)、グレッグ・ジョーンズ(オーストラリアでウインドサーフィンショップを経営)、ロベルト・リッチー(RRD)等がいました。
そこで、コブラでモールドの製造をブルースに提案したのです。価格をおさえるワンショットの工法です。
幸いコブラは、数多くの世界中の有名なウインドサーフィンボードをOEM製造してます。
又、多くのブランドの社長やジェネラル・マネージャークラスは、昔サーファー艇に乗っていた人が沢山います。
ホワイトボードプロジェクトとは、共通のモールド(コブラ製)を使って、興味があればそのモールドを使って、それぞれのブランド名で販売する方式です。
つまり、実際に出るかは別にして、RRDブラントのサーファー艇(イタリアンレッド?)、ナッシュやStar、ファナテック、ミストラル等のブランドのサーファー艇が今後共存する可能性があります。
カラーやロゴマークは異なっても、全て同じモールドから生まれた、同じ工法のサーファー艇になるのです。
そんなウインドサーフィンが誕生する事って、とても楽しいと思いませんか?
全く新しいウインドサーフィンなのです!!!!
この記事へのコメント
1. Posted by ごんぞう 2018年02月14日 23:49
んー。サーファー艇、復活ですかあ……。確かに道具があれば、逗子市長杯のサーファークラスに出たいって人もいましたよね。ただ……。惜しい、というか、やっぱりストラップは欲しいです。吹いたら飛ばされます。吹いたら、スラロームやウェイブに乗ればいいのはわかっていますが、レース中にどん吹きになったらどーすんの?って感じですよね……。ま、今、サーファークラスがあるレースは逗子市長杯だけですけど、テクノ一色のこの業界に、これからまたサーファークラスが復活するとしたら、面白いとは思いますが。しかしこのボード、どんな年齢層の人たちが買い、レースに出るのか楽しみではありますが…………。
2. Posted by くまちゃん 2018年05月13日 17:52
2018Windsurfing World Cup yokosuka Japanでみかけたのだ!
ほう、懐かしい!
自分は、サファーフりーのボードでWSFをマスターしたのだ!
あれから30数年、体力低下も著しく、もっと楽に乗れるボードが無いかなと思っていたのだ!
このボードも候補リストにインである!
ボリュウムも増えて浮力もありそうだな、、、ただ最近の幅広ボードに慣れているせいか、細身に見える、、、また、前出のコメントにもある様に、ストラップ用のネジ穴はあった方がいいかも?
ま、どちらにせよ期待!
オーナーの方、説明ありがとうございました。
ほう、懐かしい!
自分は、サファーフりーのボードでWSFをマスターしたのだ!
あれから30数年、体力低下も著しく、もっと楽に乗れるボードが無いかなと思っていたのだ!
このボードも候補リストにインである!
ボリュウムも増えて浮力もありそうだな、、、ただ最近の幅広ボードに慣れているせいか、細身に見える、、、また、前出のコメントにもある様に、ストラップ用のネジ穴はあった方がいいかも?
ま、どちらにせよ期待!
オーナーの方、説明ありがとうございました。